なぜ今、アーユルヴェーダを日本へ?人・植物・地球をつなぐウェルネスの旅

Ayurveda Lifestyle | 21 October 2025

私たちの旅は、「アーユルヴェーダ」というインド発祥・5000年の歴史を持つ生命の知恵を、日本の皆さまに届けたいという強い想いから始まりました。

これは単なるブランド拡大の物語ではありません。
ふたつの古くからの文化をつなぐ「心の架け橋」を築く旅でもあります。
私たちは問いかけました——
「アーユルヴェーダは、日本の人々の暮らしをどう豊かにできるのだろう?」

アーユルヴェーダとは——ただの医学ではなく、ひとつの“生き方”

アーユルヴェーダは「世界最古のホリスティック(全体的)な癒しの体系」とも呼ばれています。
しかし私たちにとって、アーユルヴェーダは単なる“治療法”ではありません。
心と身体、精神、そして自然環境の調和を大切にする“生き方”そのものです。

サンスクリット語で「アーユル(Ayur)」は「生命」、「ヴェーダ(Veda)」は「知恵」。
つまりアーユルヴェーダは、「よりよく生きるための智慧」です。

変化の早い現代社会では、ストレスや不調が当たり前になりつつあります。
そんな今だからこそ、アーユルヴェーダが優しく語りかけてくれます:

「本当の健康は、外にあるのではなく、内側にある調和から始まります。」

なぜ日本なのか?——国を超えて共鳴する“調和”の精神

「日本にはすでに豊かなウェルネス文化があるのに、なぜアーユルヴェーダを?」
そんな疑問を抱く方もいるかもしれません。

私たちの答えはシンプルです。
アーユルヴェーダと日本の哲学には、深い共通点があるのです。

  • アーユルヴェーダでは、ヴァータ・ピッタ・カパという三つのドーシャのバランスが健康を支えます。
  • 日本では、「和(わ)」や「生きがい」といった考え方から、心の調和を重視します。
  • アーユルヴェーダは自然のリズムに合わせた暮らし方を大切にします。一方日本でも、花見や森林浴など、自然を敬う文化が根付いています。

つまりアーユルヴェーダは、日本にとって「異文化」ではありません。
すでにある価値観をさらに深める、“心の親戚”のような存在なのです。

現代日本が求めるホリスティックな癒し

日本は世界でも有数の先進国ですが、同時に多くの課題にも直面しています。

  • 長時間労働や社会的プレッシャーによるストレス
  • 生活習慣による不調や病気の増加
  • 自然で安全・サステナブルな製品への関心の高まり

アーユルヴェーダは、こうした現代の悩みに対して“包括的”で“やさしい”答えをくれます。

ハーブを使ったヘアケアやお茶、食事法、瞑想、呼吸法、ヨガ……。
どれも「今すぐ治す」ためではなく、「長く、心地よく生きる」ための習慣です。

忙しい東京のオフィスワーカーが呼吸法で心を落ち着かせる瞬間。
家族のために、無添加・自然由来の製品を選ぶお母さん。
そんな日常のひとコマに、アーユルヴェーダはそっと寄り添います。

信頼と想いから生まれた「架け橋」

私たちが日本に来ることになったのは、偶然ではありません。
想いを共有する人々との出会いから始まった旅でした。

代表のタルン・プラジャパティが、日本の美容業界に長年携わる理事 森田と出会ったとき、彼らはこう確信しました:
「人と地球にやさしい、本物の癒しを届けたい」と。

この出会いをきっかけに、一般社団法人アーユルヴェーダ・ライフスタイル・ジャパンが誕生しました。

その活動内容は、商業的なものではなく、文化的な“橋渡し”です:
1.    アーユルヴェーダに関する調査および研究
2.     アーユルヴェーダに関する出版活動
3.    アーユルヴェーダ製品を使用した体験会の開催
アーユルヴェーダと日本の“調和”の精神が、ここで出会い、新たな形として動き始めています。

ピュアで責任ある製品づくり

私たちが「アーユルヴェーダを届ける」と言うとき、それは単なる“思想”ではなく、実践です。
すべての製品は以下の価値観に基づいています:

  • 有害な化学成分ゼロ:酸化剤・重金属・GMO 不使用
  • 世界基準のオーガニック認証:インド・フランス・EU・米国でも認定済
  • 環境への配慮:動物実験なし、水や土壌を汚さない製造プロセス、太陽光発電の農場、土に還るパッケージ
  • ホリスティックケア:ハーブパウダー、お茶、サプリメント——いずれも数百年の智慧に基づいています

一つひとつの製品は、単なる商品ではなく、
「安心・本物・思いやり」の約束なのです。

人・植物・地球——私たちのフィロソフィー

なぜ私たちは日本にアーユルヴェーダを届けたいのか?
その答えは、私たちの哲学「People, Plants, Planet(人・植物・地球)」にあります。

  • 人のために:心と身体、外見と内面、両方の健康を支える製品を提供します。農家や職人にも公平な機会と収入を。
  • 植物のために:ハーブは“原料”ではなく、“智慧の守り手”。オーガニックで丁寧に育て、自然の力を最大限に活かします。
  • 地球のために:必要な分だけをいただき、それ以上に還元する。環境保全や地域社会への取り組みを継続しています。

この哲学は、私たちのすべての行動の原動力なのです。

インドと日本が共に築く、新しいウェルネスの未来

日本での展開は、ビジネスの拡大ではありません。
未来を共に創るパートナーシップです。

インドのアーユルヴェーダと、日本の“調和の文化”が出会うことで、
私たちは新しいライフスタイルの可能性を信じています。

  • 忙しい日々に疲れたビジネスパーソンへ
  • 安心・安全を求めるご家庭へ
  • 美と健康を自然に求める意識の高い方へ
  • 持続可能な社会を目指すすべての人へ

私たちの旅は利益の追求ではなく、目的をもって進んでいきます。そして、アーユルヴェーダには、すべての日本の暮らしに寄り添う力があるということを信じながら。

最後に——あなたへの招待状

私たちは、あなたをご招待します。
このウェルネスの旅を、ともに歩んでいただきたいのです。

植物の持つ癒しの力、自然が教えてくれる智慧、そして本当の幸せへとつながる“調和”の在り方を、ぜひ体感してください。

なぜなら—
ウェルネスとは、ただ長く生きることではなく、より良く、心豊かに生きること。
自分自身を愛し、人を思いやり、地球と共に生きることなのです。